ピッ・・・ピッ・・・。







 真っ白な部屋、静かに響く、機械音。









 生きている証拠。









 「マリアさん、点滴変えますね」








 ピク・・・。










 「マリアさん・・・?」








 ゆっくりと、瞼を開ける。









 光が、射した。