- 凛 -

龍の答えは、"嫌い"だった。

もう、だめなんだね。

じゃあ、別れるしかない、か。

そう思って、龍に別れを告げた。

その時、



_____ププゥー!!!!

キィ-




私の体は


反射的に


龍の方へと








動いて、いった…


「龍、危ない!!!」






最後に、最後に聞いた龍の声

それは、

必死に私の"名前"をよんでいた。

やっと、やっとなまえをよんでくれた。

龍、あなたと入れて幸せでした...