キーンコーンカーンコーン…
先生は黒板に向けていた視線をゆっくり戻す。
カタン、白いチョークを置いて
「今日はここまで。56ページまでの復習はして置くように。次当てるからな」
学級委員の子が、号令をかけて、教室をでる。
「つかれたぁ~」
教科書を閉じていると、夏愛ちゃんがやってきた。
「私寝かけてたよ。みぃ、ノートとってる?」
「とってるよ!!あたしちゃんとやっとかないと、夏愛ちゃんみたいに授業ついていけないから」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…