「しない。」

祐介なにいってんの?わけわからないよ!

「なん‥で?ねぇ!なんで、なんで?」
「‥‥‥」

私に魅力ないから?ケド続きしようって‥戸惑いがかくせなかった。嫌な予感もした。

「あのさ‥」

祐介が口を聞いた。ケド‥‥‥

「あのさ。本当のこと教えてやるよ。」
「なに?」

「俺はあんときはさのお前の逃げかたがきにくわなくて‥」
あんとき?中学二年のとき?

「普通にキスしたぐらいで逃げられてしまいには完全シカト。しかも自然消滅ときた。」

「あんときは‥‥‥!」

弁解の言葉もむなしく祐介の言葉で消えた。

「正直‥ムカつきすぎて、仕返ししたかった。だから高校になってわざと話しかけたんだ。」

わざと‥

「案の定お前はさ付き合いもOKしたし。うまくラブホにもさそえて‥やって捨ててやるつもりで‥」

え?捨てるって‥?嘘でしょ‥

「嘘でしょ?嘘だよね?」

「まぢ話。」

さいやく‥

「かえる!さいやく!さい‥てぃ‥」

涙が止まらなかった。あんな計画してたんだ‥祐介‥それにしてもまだ根に持ってたなんて‥女々しいな。


ガチャン、バタン!

「‥‥なにやってんだ俺は」


ハァハァハァ‥
走ってラブホからでた。ケドまだ信じれなくて躊躇した‥

「あれっ~?」

誰よ‥こんなときーに!!!?

「さっきの子!泣いてんの~??あ!さっきの彼氏にフラれちゃった?(笑)」

「うるさい!!」

黙ってよ!
こいつら‥ぐる組んでるのかも!さっきわざと‥

「ねぇ!」

「ん~なになに♪?」

「あんたさぁ‥祐介とぐるでしょ!」

「はぁ~?」

「誤魔化さないで!分かってるんだから!わざと祐介に助けさせて‥余計惚れさせて‥傷つける計画たてたんでしょ!?」

そうだよ!そうに決まってる。

「‥‥バカか~?」

「バカってなによ!」
「ナンパそんなかわしかたすんの?変な子」

え?

「祐介ってだれよ?なんか‥ナンパまちがったみてぇ~さいやく~」

「ち‥違うの?」

「だぁ~から!知らないの祐介ってだれ?!」