「もぅ‥いい加減疲れた。‥連絡しないで。」

バン!がらがらピシャンー

「ぁ~ぁ春菜でてっちゃったじゃん。」
今良の顔みたくない。だからでてきた。ケド‥駅は反対方向‥ここにきてドジってしまった。あ~もぅ!心のなかはどす黒く、頭はスッキリしない。

ぽっ‥ぽっ‥
今までためてた想いが溢れて涙がこぼれた。

「ゥゥ‥ゥゥ‥馬鹿良‥グズッ‥グズッ‥やっとなけた。」

そんな思いもさっしてか‥雨がふってきた。ザァーー‥悲しいことに大雨。ハハハハ‥神様そりゃぁないよ(笑)

しかし暗い道だなぁ街灯二、三しかないし。変質者でもでたらどっしましょ‥ハハハハ‥力なくわらって、力なくしゃがみこんだ。良‥

一方居酒屋では‥

「良!あんたさぁ春菜のコト好きなの?」
「当たり前‥じゃん」

「じゃぁなんでいつも自分優先?」

「‥‥‥」

「今日といい!迎えに来るだけで服装、髪型ととのえてくんの?なんでだい!」
「春菜、春菜にカッコワリィとこみせたくねぇの!‥‥癖でっうのもあるけど‥」

癖ねぇー病気だろ!
百合が立って外をみわわした。

「わぁぁ、雨が降ってる!‥しかも大雨(笑)」

「はっ!?マヂでかよ!」

良がすかさずいった。

「‥‥良、今自分の帰り心配したでしょ?」

「‥‥‥ぁぁわりぃ‥」

「学習のうりょくないねー」

そんなことを言ってたら急に藍が立った。

「ヤバイ!」

「‥‥‥?」

「良!春菜どっち走ってった?!」

「はっ?」

「どっち走ってった!」

「み‥右だけど」

「ヤバイ!一人であるっちゃぁマズイ!」

「‥‥なんでだよ!」

良の声が変わった。トーンが荒っぽくなった。

「おい!藍!なんでだよ!春菜関係あんのか!?」