リビングに入ると
こころが朝からハイテンションだった
「瑛燐おっはよう〜」
「おはよう。」
「今から朝食だって〜哉と統馬呼んで来よ?」
「うん!統馬くんは洗面所だから、最初に呼んで来よ?」
「瑛燐あたし先に哉の部屋いるから統馬よろしく」


えっ
こころもうリビング出て行っちゃったし
あぁ〜哉人くんの寝顔見たかったのに


まぁ〜統馬くん呼んでこよ


「もしもし……あぁ………そういうのうぜぇー………まぢムリ…………分かったよ……うっせー………あぁ………じゃーな」

洗面所から電話が聞こえた
誰かはわかんないけど

トントン
「統馬くん朝食だよ」
「………あぁ、分かった。」

ガチャッ
誰と電話してたんだろ?

「行こっか」
「……あのさ、今の電話聞いてた?」
「聞いてないよ?電話してたの?」
「聞いて無いんならいいよ」