「あｯｯ・・・」
わたしは小さい声でつぶやいた。

「クラス一緒だったんだ。」
小さい声でりなは言った。

「うん。」
なんか気まずい、そんな感じでわたしは答えた。

「先生誰だろう？」
りなが言った。

「さぁ？」
わたしがそう言ってから、少しの間沈黙が続いた。

///その時///

「背の順に並んで体育館に行ってくださいｯｯ」

大ｯ嫌いな先生が声をかけた。

（（ﾗｯｷｨｨｨｨ!Ｇｏｏｄﾀｲﾐﾝｸﾞｯｯ!!!））わたしはこう思った。沈黙が続いたわたしにわとてもラッキーだった。
わたしは、まこちゃんの前だった。
まこちゃんは５年の最後の頃に少しだけ仲が良かったすごいおとなしいあんまりしゃべらなかった子。
並んでからは全然しゃべらなかった。



―始業式―
始業式にあるのはやっぱり、校長先生の話だった。新学年になって早々校長先生の話なんて最悪だった。「ぁぁ、長いなぁ」
わたしは前に居たりなとしゃべりながら適当に話を聞いた。待ちにまった、クラスの先生の発表だ。