待ちに待ったバスレクの時間。
まずは先生が音楽をかけてくれた。
大塚愛のフレンジャーや、さくらんぼ楽しい曲がいっぱい流れている。
・・・と、うるさい中から誰かの、鼻歌が聞こえてくる。声の元をたどっていくと、塩塚(男)がいた。女の子系の歌を塩塚が歌っていた。
「なおッッ!!塩塚がフレンジャー歌っているッッ!」

わたしはさり気なくなおに小さい声で言った。なおと笑っているわたしたちをりなが見ていた。
少し乗っていると古墳についた。



バスを下りて班長が先生に班のみんながいるか報告をしに行った。班長が帰っていくと先生は、
「班のみんなで協力をしてこの古墳の大きさを調べてきてください。先生が呼んだら、集合してください・・・それでは解散ッッ!!」
先生がそういうとわたしたちの班はみんなで古墳の大きさをはかりに行った。
「1,2,3,4,5・・・あッッ!!」
やす君が数えかけの数を止めた。
「どうした?やす?」
やすの隣にいたこうしが言った。
「数がわからんくなったぁぁぁぁ!!もう1回だぁぁぁ」
やすが叫んだ。
「まぢッッ!!」
ひできが言った。最初に戻ったわたしたちは、もう1回最初から数えることになった。