顔を赤くしたわたしに気付いたなおは、わたしの顔を覗きこんで言った。
「照れてるぅ??」
急になおが言ってきたので、あせったわたしは
「なッ、なんでもないよ・・・。」
っと言った。焦ってるわたしに
「千紘のことでなんかあった??」
なおは言った。

(なおはこう言うことだけは勘が良いんだよねぇ。)

わたしは心の中でこう思って、小さい声で、
「ばれた・・・。」
諦めたように呟いた。
「やったッッ!!でぇ、何があったの?」
なおはニヤニヤしてこっちを見てきた。
「うーんとね・・・目ぇあっちゃった。」
わたしも少しニヤニヤしてなおに言った。
「えええええぇぇぇぇ!!!!まぢッッ!!目ぇあっちゃったのぉぉぉ!?もしかして・・・千紘もさきの事気にしちゃったりしてぇ」
大きい声でなおは言った。
「しぃぃぃ!!なお声大きいよッッ!!しかも絶対にそんなことないしぃ・・・。」
「分かった分かった。てかよく頑張った!!んーでもそんな事ないかもよ??」
なおは,わたしに言った。
わたしはなおにこう言った。
「でも男子が恋ばなしてるとかきもくない??」
わたしがそういうとなおは黙った。
何やってるんだろう??


こう思ってると・・・「うわァ、絶対にないよ!!!想像するだけできもいよ!!!」
なおは大きい声で言った。わたしは「でしょ??」っと言った。
一件落着ってとこかな?


時間が少したつたびに、修学旅行が楽しくなってくる。新しい友達ともしゃべれるし。