(でも今日から2日間の修学旅行だし、仲良くなりたいなッ!!)
わたしは心の中でこう思った。

バスに乗るとわたしは、後ろと横と斜め後ろの子としかしゃべらなかった。  
斜め後ろを見ると、お菓子を食べている千紘の姿が目に入った。
「千紘ぉ、まぢお菓子好きだね。」
わたしは少し大きい声で千紘にはなしかけた。

千紘は、恥ずかしかったのか大きい声で
「うるさいなッッおまえには関係ないだろ」
っと言いながら少し食べたポテトチップスの袋をお菓子が入ってる袋の中に入れて窓のほうをジーっと見ていた。

わたしはクスクスっと、隣にいたなおと笑った。

笑っているわたしたちを見て、千紘がこっちを見てニコニコしながらわたしたちに何かを差出しながら言った。
「これあげる。」
手に持っていたのは、カリポリポッキーだった。
「ありがとうッッ」
なおは千紘にお礼を言った後に、わたしの耳もで呟いた。
「よかったじゃん、さきっ。千紘からだよ。」
っとなおは言った。 
わたしは少し顔を赤くして少し大きい声で言った。

「なっ、なおぉ別にそんなに思ってないもん」
わたしはそうなおに言って、1回千紘の方を見た。 その時、ちょうど千紘と目があってしまった。
正直嬉しかった。
でも、それ以上に恥ずかしかった。
それですぐに目をそらして、顔を赤くして外を見ていた。