自分の秘密を打ち明けようと思っていた。

だって、もう、あんなシノブ君、見たくない。



だから言いたかった。


…拒否されなければ…。


終わっちゃうのかな…私たち…。




それは、私が嫌。でも縋り付いて「捨てないで!」って言う子供でもなくて、別れを切り出すほど大人でもなくて…。


ただ、その時を待つだけ…。

『死刑』をまつ囚人。

そんな気分だな。




まぁ、実際囚人になった事がないから、本当の囚人の気持ちなんてわらないけれど、私がなったらって思うとこんな気持ちなんだろうね…。





想像の世界。

私は、ずっと想像の世界に憧れていた。



幼い頃からテレビアニメや漫画が大好きで…テレビがないと生きていけないんじゃないかって言うぐらい見ていた。


小学生の高学年になって私は小説にものめり込んでいったっけ?


それから私の世界は創造の世界にいってた。