「…カナコ~? 来週の事なんだけど、一息がてら話してもいい?」
「うん、お願い」
さっきまでしていた装飾の事は忘れて、ナナの話に耳を傾ける。
「ショウ君覚えてる?」
「…ショウ、君?」
私は、頭の中で浮かんでは消える人物の中にいるだろう『ショウ君』とやらを探す。
「…んもぅ! 去年の冬にチョ~ラブラブの所見せてくれたあのショウ君!」
「あぁ…。ショウ君ね。思い出したけどナナ…、誤解をうむ発言禁止!」
私の頭の中には去年のショウ君の姿を思い出していた。
王子様と言われるぐらいカッコいいショウ君だけど…私にはやっぱり、シノブ君が一番カッコいい。
「んもぅ! カナコの惚気はいいってば!」
どうやら、考えていた事が声に出していたみたい…。
「ウルサいなァ…。で、ショウ君がどうしたのよ」
惚気てる訳じゃないけど、二人にはなぜか私が考えてる事を見透かされてしまう。顔に出しやすい私も私なんだけどね。
だっていくらカッコいいショウ君でもね…。やっぱり、シノブ君の方がいいのよ。
「うん、お願い」
さっきまでしていた装飾の事は忘れて、ナナの話に耳を傾ける。
「ショウ君覚えてる?」
「…ショウ、君?」
私は、頭の中で浮かんでは消える人物の中にいるだろう『ショウ君』とやらを探す。
「…んもぅ! 去年の冬にチョ~ラブラブの所見せてくれたあのショウ君!」
「あぁ…。ショウ君ね。思い出したけどナナ…、誤解をうむ発言禁止!」
私の頭の中には去年のショウ君の姿を思い出していた。
王子様と言われるぐらいカッコいいショウ君だけど…私にはやっぱり、シノブ君が一番カッコいい。
「んもぅ! カナコの惚気はいいってば!」
どうやら、考えていた事が声に出していたみたい…。
「ウルサいなァ…。で、ショウ君がどうしたのよ」
惚気てる訳じゃないけど、二人にはなぜか私が考えてる事を見透かされてしまう。顔に出しやすい私も私なんだけどね。
だっていくらカッコいいショウ君でもね…。やっぱり、シノブ君の方がいいのよ。