「シノブくーん! カナコちゃんのお出ましですよー☆」


アハハハと笑いながら、一人暮らしの僕のアパートに来たのは付き合い始めて1年と半年のオンナノコ…カナコ。

24歳のボクより5歳も年下。周りからはロリコンと冷やかされるだろうけど…まぁ、構わない。

ちょっと離れてるかなって思うぐらいだ。ボクもカナコも気になってない。

…カワイイ彼女をゲットしたもんだと思っているかな?

カナコの容姿は童顔というのも手伝って、時折中学生に見られるみたいだ。ボクも最初、中学生がいると思ったぐらいだ。

彼女は最初それをコンプレックスではなかったが、ボクと付き合い出すようになり、少しずつ気にし出したようだ…。

デートの度に大人びた服を着て来る。
化粧も雑誌を見ながらしているのか、今日は小悪魔メークなのだー!と、言わなくていい事まで暴露していた。それもカワイイと思っていた。