いくらダイスケさんが、シノブ君に似てるからって惑わされちゃダメだよッ!


「どうしたの?」
「…ぁ、何でもない…」

バイト先についてからも少し焦っていたものが思っていたのかもしれない。それが、回りの子達に伝わったのかな?

ダイスケさんに、かかわるようになってから私はイライラする事が多くなったような気がする。

うぅ…イライラするなんてしたくないのになぁ…。

ため息を吐きながら、私は制服であるメイドの衣装を着る。

…ちなみにここのメイド喫茶でバイトをするには、かなり高い倍率でバイトする事が出来るの。

おまけにこの制服の値段…かなり…高い!! …どのくらい高いかと言うと……一般企業に勤めるOLの初任給ぐらいだ…。

そう言うと、何がどう高い制服なんだ!! と、反感を買っちゃいそうなんだけど…これは、生地の素材からデザインまでかなりの一品もの!