授業が始まったのに太陽が戻って来ない。杏子にはあまり追求しないで世間話をしながら教室に戻って来たけど


「篠原、もう一人は?」

「知りませーんちなみ俺陽太ですから」


松本先生は珍しいなと言いながら出席簿にチェックをしていた


「「なに、陽太ケンカ?」」


「ちょ、理央はデリカシーにかけてるんだから黙っててよ」


「はぁ?俺より澪だろ」

「なんっ!」


「はーい。きりがないからストップ、コレ以上騒ぐとゴミ捨て場に仲良くセットで捨てるぞ」


ギランと松本先生の目が光る。
澪と理央は小さくなっていった


俺は心の中でケラケラ笑いながらマジで太陽帰ってこないなとか思ってた

「あ、ちなみにケンカじゃないですからきっと太陽は今ご「だああああっ!!!ストップストップ」

「「おお、さすが太陽」」
ベシッと勢いよく口を塞がれた
澪と理央は太陽の俊敏さに拍手をしている

「あいうんあお」

「何すんだよって陽太は何を言おうとしたんだよ」


太陽が大慌てをしている。でもこの顔は


へぇーふぅん。


「おいどこ行ってた」


「トイレ」


サラッと何事も無かったように太陽は座った