「華音はよくやってるよ」


「そんな事ないよ…」


「自信持てよ。

俺は、華音がここでバイトしてくれて助かってるし、声をかけて良かったと思ってる」


「ごめん……」


そんな風に思ってくれて凄く嬉しい


だけど……


あのお客様の言葉が忘れられない


悠さんも知らないお客様の声


「もう謝るなよ」


「ごめん…ごめん、ね……」


ちゃんと話をしたいのに…


ただただ涙が溢れてきちゃう