その日は泣きながら寝た。和からメールがきてたけどメールを返す気力もなかった。


朝になると見事に目が腫れ足が痛くて立てなかった。学校を休むわけにもいかず頑張って立った。


昨日の痣を見ながら歩いてたら誰かにぶつかった。

「よそ見して歩くなよ。」顔をあげてみたら和だった。

「おはよ」
あたしは笑顔で言った。
本当は笑いたくない。
けど笑ってなきゃおかしくなりそうだった。