「でもさ〜叶わなそう」
その言葉でホッとする自分がいた。

「なんで?好きな人できたなら明日から学校楽しいじゃん」
あたしは嫌みっぽく言った。最低だ...


「それが楽しくならないんだよ〜俺の好きな人年下だからさ。」

...え?あたしはその次の
言葉に期待を抱いた。

「え〜誰?」


「それはねN高校の峰岸未来っていうやつなんだ。そいつね俺より身長10㎝も違うし可愛いんだ。」

あたしは自分の耳を疑った。