私は自分に言い聞かせながらいつもの道を歩いた


「あんたなんか要らない!」そう言ってやりたい


でもね、いざ言おうとするとね「ひとりにしないで」て心の中で思ってしまう


目の前に彼と待ち合わせの約束をした公園が見えてきた


彼は「よぉ。今日は何の話だ?」と言った

「あんたとは今日でお別れよ!あんたなんか要らない!」

「えっ……」

「サヨナラ」


私は返事を聞かずにその場を去った

「今度はちゃんとした恋をしよう……」