「逃げる予定だったんですか?まあ逃がすつもりはありませんけど…」

ユキヤも剣を構え臨戦体制を取る。

「では望み通り、瞬殺して差し上げますよ」

シオンとユキヤが対峙する。

「そう上手く行くかな?¨人形遣い¨シオンの人形結界の前にな」

突如、シオンと同じ人形達が数十体現れた。

「この数の人形の前ではレベル等無意味」

数十体の人形達がユキヤの周りを取り囲む。

「貴様の首を持ち帰れば昇進間違い無しだ、軍団長はおろか当主直属部隊入りも夢では無い!私はツイてる。間接的に四神刀を倒した者として私の名もあがる」

ユキヤは平然と馬鹿にした様な口調でシオンに言い放った。

「それはそれは…、くだらない野望ですね、だからアナタは師団長止まりなんですよ」