「お…お願いします…。」


震える声…


あたしの小さな小さな声すら響く。


「…えっ!?!?ちょっ、えっ、まじ???」


孝介くんは告られた時のあたしより驚いてる。


「まっ…まじ…です。」


そう、あたしが返すと、


孝介の瞳が見る見るうちにキラキラと輝いてく。

まぁ、涙が目にたまってるのがそうみえるだけなんだけど…


「っしやぁぁぁぁ!!!!」


孝介は海に叫んでガッツポーズをした。