俺等は、学校に行くまで色々話した。
早く来たせいか、まだ人がきてなかった。
「めっちゃ静かだなぁ。」
「そぉだね。」
「俺さ。侑亜をどうやって守ろうかって、考えたんだけど。」
「あのねっ…孝介。昨日、胡桃澤さんから電話があってね。今までごめんって。」
「まじで?」
「うん。孝介に言われて自分がどれだけ酷いことしたかって分かったって。孝介っ…本当ありがとっ!!!」
「うぁっ…」
侑亜は俺に抱きついてきた。
上目遣いで俺を見つめてきて、俺は侑亜にキスをした。
「んっ…孝…介っ」
「あっ…ごめん。」
ついやっちまった…
侑亜は俺をみて恥ずかしそうに笑う。
「孝介っ。ありがとっ大好き!!!」
侑亜は自分からキスをしてきた。
そのあと、俺等はふたりでわらいあった。
侑亜の笑顔を取り戻せたことに、俺はホッとした。