「ひどっ…孝介くん殴るなんてっ!!!!」


「ひどい?なにが?侑亜はもっと傷ついてんだょ!!!一発殴られただけでそんなんなってるてめぇは、それ以上のことを侑亜にしてんだょ!!いい加減にしろ!!!!!」


俺は半ば叫びながらいった。


いつの間にか、侑亜は叫ぶのをやめていた。


「あたしに説教?あり得ない。てか、あたし悪いことなんて何一つとしてしてないゎ。本当のことを少し手を加えて教えてあげただけじゃない!!!!」


「いいから謝れ!!!!」



胡桃澤の髪をガッと乱暴にひきあげ、侑亜の前へいかせた。