─プルルルルッ
ビクッ!
机においていたケータイが鳴った。
非通知…
初めは無視していたけど、何回も掛かってくるから5回目くらいにでた。
「…もしもし。」
『橘さん。』
っ!?
なんでっ…なんであたしのケー番しって…
『フフッ!なんで知ってるのっておもってるでしょ?神崎さんから教えてもらったのょ。』
神崎(カンザキ)って…
実緒莉(ミオリ)?
「なんで…」
『明日。今日とおんなじとこね。こなかったら前より激しくしてあげるゎ!!!』
受話器の向こうからきこえる、甲高い笑い声
うるさいっ
あんたなんかっ…
だいっきらいょ…