「何のお勉強……?」


興味津々といった表情で慎にぴったりとくっつく


「んー……楽しいお勉強」


「んっ……しぃ…!」


突然唇を塞がれて戸惑う彼女を横目に慎は先へ先へとどんどん進んでいく


その手はスリップの中に入り細い太股を撫でている


半ば無理矢理舌をねじ込んで全ての呼吸を奪う


苦しくなった翼は慎の着るバスローブをぎゅっと掴んでる


「翼、息吸って」


「ふぁ……ん…」


言われるがままに従い呼吸さえもコントロールされた翼の瞳にはもう慎しかうつってない



ちゅっとキスの終わりの合図をして、生理的に出たであろう涙を舌で絡めとる


「大人の勉強だよ、二人で」


「……大人…?」


既に思考は慎のものになっていて、身体を這う大好きな指先に神経をもぎ取られている



「やっ…だめ…だめ…」


「ちゃんと声出そうな、じゃないと勉強にならないよ」



スリップの中で翻弄する指先に彼女は慎の思うがままに可愛らしい声を発する