真っ暗な世界の中で、
まるで今までの距離が
嘘のように近づいて、





欲張りなあたしは、
”もっと近づきたい”と
触れた手にそう思っていた。





隠し切れないこの気持ちが
いつか溢れ出すときが来たら
それはきっと、彼のせい。