そして夜の6時頃。

そろそろ帰ろうと思った時に、やっと僕は本題を思い出した。


「あ、夏希!」

振り向いて夏希の元に走った。

「実は、1つ聞きたい ことがあって…」


僕は、グッと唇を噛みしめて夏希の足元を見た。

まるで、今から告白するかのように。