私はこの日をさかいに車椅子で生活することになった。



余命はあと20日…


もう時間が無い。


もう一度、もう一度倉庫に行きたい。

これが本当に最後になるから…


私がまだ体を動かせるうちに倉庫に行きたい。



 「隼人、悠真、倉庫に行きたい。」
 

悠「また倒れたらどうするんだ。」


 「お願い。私の体がまだ動くうちに行きたい。」


隼「わかった。でも体調が悪くなったらすぐ帰るぞ。」


 「うん。ありがとう」


そうして、私達は倉庫に向かった。