私は無事に退院した。先生に止められたけど
無理やり退院してきた。

残りの時間、ちゃんと生きたいから。


それから私の体調がいいときは倉庫に
行くようになった。
 
でも、体調のいい日が少なくなってきたため
あまり倉庫にはいけない。


症状もひどくなってきて、たまに
寝たきりのときもあった…。

そして、残りの余命は約1ヶ月…

このころの私は自分で
歩くのも困難になってきた。


だから歩く時は隼人か悠真に支えてもらっている。


そして、今日は、体調がいいため倉庫にいった。

中に入るとみんな笑顔で迎えてくれた。


私の病気の事はみんな知っている。

私は出来るだけ全員と話した。もしかしたら、
倉庫にくるのがあと数回しかいけなくなるかもしれない
から…。


そして、みんなと話した後、隼人たちのいる部屋まで行った。
中に入ると、みんな私にきがつき、私のほうを見た。


隼「お、鮎華。」

來「鮎ー、おかえり。」

「ただいま!」

と元気よく挨拶をするとみんな
笑顔になる。


やっぱりみんなの笑顔が好きだ。
ずっと笑っててほしい。


そして、私がケホッとせきをすると
みんなが「大丈夫!?」

って言って心配する。

「うん、大丈夫だよ。」

そういうとみんな安心する。


そして、いつの間にか夜になり私たちは帰った。

私達が家に入り、靴を脱いで居間に行こうとしたら

急に目眩がして、体がよろけた。

体が熱い…苦しい。

隼「鮎華!大丈夫か!?」

悠「鮎華!?」

二人が叫んでいる。

そして、私は意識をなくした。