ますます混乱した私に近づいてきた
男が私の手首をつかんだ。


「いたっ、なにするの?」


手首をつかまれ、男がニヤニヤする


痛くて怖くて涙が止まらない。


「泣き顔もかわいいね。」

そういいながら、顔をちかづけてきた


「いや、やめてっ!
 なおー、たすけて…!」


私がそう叫んだ時、バタバタと
誰かが入ってきた


私も男達も音のするほうをみると


なおたちがいた…


直「お前ら…」

そう言ったなおの顔はすごく
怖かった…

ほかのみんなも
いつもの顔じゃなくて…


そして、私の手首をつかんでいた
男が言った。

「おおー、これはこれは
 黒龍のみんさんですか。」


とヘラヘラ笑った。


來「お前、鮎華を離せ!」

來が放った言葉は病室に響き渡った。


「いやだね。
これからおいしくいただくんだから。」

そして、男が仲間に「やれ」

といって、男達はなおたちに
襲い掛かった。


なおたちは平然としてて、
男達を一瞬で倒した…


そして、なおが私達のほうにきた


私の手首をつかんでいる男は
刃物を取り出して私の首あてた。