次の日も、またいつも通り朝が来て、学校に行った。教室に入るとみんなから、いつもとは違う冷たい視線を感じた。あたしを見ながらヒソヒソ話をしている子達もいる。なんなんだろ?って思ったけど、相手にしてもしかたないから、気にしない事にした。そして授業中何処からともなく、くしゃくしゃに丸められたメモがあたしをめがけて飛んできた。そして中を見てみると《誰とでもヤル汚ねぇ女!サセ子》って書かれてた。あたしは周りを見渡したけど、誰が投げたのかわからなかった。誰かあの事を知ってるの?あの事にこの学校の生徒は関係ないはず。誰が話したんだろ。どうしょう。その後はどうしたらいいかわからず、その授業中は机に顔を伏せて寝たふりをする事しかできなかった。