そして 次の瞬間あたしはヒョイッとお姫様抱っこされてベッドに優しく下ろされた。そして優しくキスされた。今日のキスは前と違ってタバコとオレンジジュースの混ざった味がした。そしてキヨシのキスが首筋に下りてきて、左手はあたしの右手を押さえ、右手は服の中に入ってきた。あたしは固まったままで抵抗できなかった。いや、抵抗しなかった。中2のクセにすごくなれた手つきで、キヨシはあたしの服を脱がし、体を触って緊張をとくように、優しく扱ってくれた。そしてあたしが女になる時がきた。『痛かったら、言えよ』ってキヨシは言ってくれた。そして一つになる時やっぱり痛みはあったけど、殴られたり、叩かれたりするより痛くなかった。むしろ幸せだった。あたしを今抱きしめてくれている男性ができたことに。初めての行為が終わった後に残ったのはシーツに付いた血の後とアソコのヒリヒリ感だった。