学校についてモモちゃんは2年生だから3階で『今日バイト一緒だから、またねぇ~』って言って別れた。ユキとあたしは4階に上がって、『昼休みにぃ!』って言って、お互い真面目な顔して敬礼し合った後すぐ笑って『後でねぇ!』ってお互いの教室に入った。そして自分の席についたら、しゃべった事もない子が、あたしに近寄ってきて、『これ 2年生の人が川崎さんに渡たしてくれって…言われて…』って一枚の折りたたんだ紙をあたしに渡した。あたしは『ごめん。ありがと』って言ったら、その子は自分の席に戻っていった。あたしはもらった紙を広げた。そこには『昼休みに3階の非常階段に来い』って書かれてた。3階って2年生?誰だこんな紙よこしたヤツ?全く予想つかなかった。あたしがうかない顔をしてるのに気付いたチエが聞いてきた。『なんかあったの?』あたしはチエに紙を見せた。『なんかこんなんもらう覚えあるの?』って聞かれたから『ない』って答えた。『でも、とりあえず昼休み行ってみるよ。気悪いし、腹立つから』ってチエに言った。そして授業が始まった。