次の日は日曜日だったからシオリと遊ぶ約束をしてたから、10時にシオリの家に行った。そしたらシオリが『出掛けよう』って言って、近所のバス停まで自転車で2ケツで行ってバスを待った。『一体何処行くの?』って聞いたら、『アリサの地元』ってシオリは言った。『あたしあんまりお金もってないよぉ』って言ったら『あたしがもってるから大丈夫!』って言われたから、シオリに甘える事にした。バスに乗って電車を3本も乗り換えてやっとアリサの地元に着いたら昼を過ぎてた。駅をでたら、すぐに目に付いた子がいた。長身で少しぽっちゃりだけど、色白で、髪に軽くウェーブがかかって、大人が着るようなワンピースを着ていて、綺麗な顔をしていた。シオリが『アリサ!』って声を掛けたら、その子がシオリに手を振った。やっぱりその子がアリサだった。