でも、あたしは楽しい学校生活を送り友達もユキ、チエ、アヤ、チカ、ミキ、キム、ミヤ、カオリンと増えていった。中でもチカの彼氏は地元ではNo.1の暴走族の総長で、ミキは女だけどすごくケンカが強いらしく、そんな2人と友達になれて心強かった。お昼休みは体育館の階段の踊場でみんなでご飯食べて、バカな事して遊んでた。あたしは学校が楽しかった。バイトもいつもモモちゃんかユキが一緒だったから楽しかった。怖いくらいにすべてが順調にいってた。でもある日いつも通りみんなと自転車で校門を出ると校門の前でヤンキー座りしてる男が見えた。何してるんだろ?って思って、あたしはすれ違いざまにその男を見た。それはヨシミだった。あたしは怖くなって、みんなが居るのに1人だけダッシュして学校から離れた。なんで学校の前にヨシミがいたんだろう。嫌な予感があたしを襲った。