理事長室がどこかわからずに校舎に入ったあたしは、もちろん迷ってしまった。

「ここどこ・・・?・・・よし!空哉に電話!!」

空哉は元からここの学校の通っている。ちなみに”龍雅“の幹部をやっている。

プルルルルルルップルルルルルルッ
ピッ

『何?学校着いた?』

「うん。着いたけど迷った。」

『ハハッ!マジか~(笑)』

「うるせぇよ(殺気)」

(空哉:びくっ!)

『ごめんごめん。で?今どこ?』

「たぶん3階。」

『了解』