「あの...。」
私は自分でも気づかないうちにその綺麗な人に声をかけちゃってた。
その人はギターを弾く手をとめて、驚いた顔でこっちを向いた。
「...何?」
綺麗な澄んだ声だった。
「あっ...えっと...その...........
..............す・すみませんでしたっ」
もうダッシュで家まで走りきった。
恥ずかしさで頭がパニックになり自分の行動が理解出来なくて。
何で声かけちゃったんだろう?
知らない人なんだよ!?
うわぁ~ はずかしぃ!
でも、なんでか心の底では後悔してなかった。