「......でも、ちゃんとあやまってくれたのは、君が初めてなんだ。
 ありがとう。」

その言葉も笑顔で言われたけれど、何だかさっきとは違っていて、淋しそうだった。

「...........いえ、間違えたのは私なので..。」

「そっか。
 .........あ、君、名前はなんて言うの?」

「え、あ.....乃一 凪 です。」

「凪ちゃんか....
 僕、小野寺 碧(オノデラ アオイ)っていいます。
 よろしくね。」

「はい.....。」




















ねぇ、碧くん


これが、私とあなたとの出会いだったね。




あなたとの出会いは私の人生を変えました。

私が未来を見つけて歩き出せたのは、あなたのおかげです。