朝の会なう
さっきの篠原心春は幼なじみ
小柄色白背中まである黒髪。
澄んだ瞳に明るい性格。
重めの喘息持ちで、
昔から俺のお父さんの
病院に来ていた。
お父さん同士が仲がいい。
家族って感じ。
諸事情により、父子家庭で
とてもしっかりしている。
将来の夢は看護婦らしい。
小児科で働きたいとかなんとか。
「はい、では今日は、
みんなに紹介したい人がいます。」
黒板にかかれた文字
ざわつく教室。
転校生が来るシュチュエーションだ
向 坂 扉
ん?なんて読むんだ?
「さきさかとびら
よろしくどーぞ!!」
クラスがどっとわいた。
長身短髪(茶金)八重歯
大人っぽいけど爽やかな笑顔
女子はキャアキャアしてる。
さきさかとびらって読むんだ。
俺の前の席に座った。
後ろを振り返り、
「よろしゅう!」
「おう、よろしく!」
変わった奴だな
人気者気質があるな。
でも、
なんでこの高校に来たんだ??