そう言って、窓から顔を覗かせているクラスメイトを見る


皆、不安そうに私を見ている


ギャル集団も、最初に話しかけてくれた侑李も、何かと話しかけてきた彼も…


正直、いい思い出はひとつもないが、特に悪い思い出もない


平和な生活を送らせてくれたこいつらを、私は全力で闘う


「悪いが、俺達も容赦しねぇぜ?」


「お前らになんか、負けてたまるかよ」


その言葉を最後に、闘いは始まった