そんな事を考えながら、郁美の分のコーヒーを用意して待っていた。
そして、修二は、郁美がお風呂から上がってくるまで
ソフアーに座ってテレビを見ていた。

暫くすると、郁美が修二の服を着て、お風呂から上がり、長い髪をアップにしていた。
そんな彼女を見た修二は、目のやり場に困っていた・・。

「あ、お風呂ありがとう・・。ごめんね。」

「お、おう。上がったか。適当に座りなよ。
今、コーヒー入れるから・・。」

「あ、ありがとう・・・。」

まだドギマギしてる郁美・・。
修二も同じ状況だけど、あえて郁美の前では出さないように抑えていた。

「はい、どうぞ。熱いから気をつけて。」

「ありがとう、頂きます。」

マグカップを持ち、ふーふーしてる郁美。
修二は、彼女のそんな姿が何だか可愛く見えた。
思わずクスッと笑った修二。