だから、今日は、ちゃんと『付き合おう』と言う準備をしていた修二と郁美。

「ねえ、またここ来ようね。・・今日、凄く楽しかった・・。」

「ああ、そうだな。また、夏にでも来ような。」

「うん!(^^)」

郁美の喜ぶ顔を見た修二も自然に笑顔になっていた。

すると・・。

「良かった・・。修二元気になったみたいで。」

「え?」

「さっき、元気なかったから心配してたんだ・・。」

「ごめん。余計な心配掛けて・・。」

「ううん。修二が元気になってくれたら嬉しいし・・。それに・・。」

「それに・・?」

「あたし、修二が好き・・。」

「!?・・郁美・・・。」

郁美の突然の様子にビックリした修二。

でも、郁美は、照れながらも真剣に修二を見つめていた。