そっかあ!良いなあ、俺も郁美みたいな綺麗な子とデートしてみたいよ。」

「え?そ、そんな事ないよ(///)」

「そういうとこ可愛いよな。俺、好きだよ。郁美の素直な所。」

ささっちの言葉にドキッとした郁美。

どこか修二をかぶるイメージがあったからある意味驚いていた。

「あ、ありがと・・。」

「あのさ、これから時間ある?」

「え?あ、うん・・。」

「良かったら俺と少しデートしない?って言っても
お茶する位だけど。どうかな?」

「うーん・・・。そうだね!いいよ。偶然に会ったしね。」

「ラッキー!俺、お洒落なカフェ知ってるから行こう!」

「うん!(^^)v」

さり気なく郁美の手を繋いだささっち・・。

何気に喜んでいる郁美。

そんな2人の様子を偶然見かけた修二・・。

《修二視点・・。》

郁美・・?何で慶彦といるんだ・・?手繋いでるし・・。俺といる時も喜んでるけど、あいつといる時の郁美はめちゃくちゃ笑顔だし・・


・・偶然だよな?街歩いてればばったり会うし・・。
・・ヤバイ。俺、慶彦に嫉妬してる?
俺、こんなにヤキモチ妬く方だったか?
一気にブルーモードに入った修二。

それもそのはず。明日は、郁美とのデートなのにこんな現場見せられたら元気さえもなくなるはず・・。

そんな2人の姿を後にして、修二は帰った。

郁美は、修二のそんな落ち込んだ様子も知らず慶彦と
楽しくお茶していた。