『じゃあ、俺は、陽子と帰るから。彩子ちゃんは、智之達といてあげてくれないかな?』

は?この声、佐野君?(^^;)

振り向くと佐野君が笑顔で陽子と彩子を見ていた。

「え?あ、そうなの?そういうこと?」

「違うから!つーか何であたしが佐野君と帰るの?方向違うでしょ?」

「何で?陽子ちゃん世田谷の方でしょ?俺もなんだ(^^)v」

「・・・(--;)」

マジかよ・・・。ついてないな・・。

今、佐野君と居たいわけじゃないのに・・。

「じゃあ、あたしは、智之君達と帰るよ。陽子は、佐野君と仲良く帰ってね!」

「彩子~(--;)」

「ありがとう。彩子ちゃん、智之達を宜しくね!何かあれば俺に連絡してね(^^)」

女の子を安心させるようなテイガスマイルで彩子を抑えた博・・・。

こいつ、只者じゃあないよ・・(--;)

すると、彩子は、智之達と一緒に帰って行った・・。