マイはイサとエーテルに近づき、声を震わせる。 エーテルは怯えるように言った。 「ごめんなさい。……ずっと隠してたの。 何を言っても言い訳にしかならない。 フェルトさんの話は本当よ」 イサも右の手のひらを自分の両目に当て、 「国に帰るまで、マイには話すなと言われていた……。 なぜそう指示されたのかは、わからない。 ……フェルトの言う魔女狩りは、俺とマイが3歳のときに、起きたんだ」