翌日、学校に行くと・・・。

「美優がねぇ~、恋してるんだよ。お相手はね・・・」

「ちょっと蓮奈ちゃん!!!!!何、暴露してんの?????」

「え~。まだ言ってないじゃん」

「言うつもりだったくせに・・・」

私は、後悔したけど、もう遅い。

教えてしまっては、しょうがない。

本人の耳に入らないことを祈るのみ。



だが、私の願いは儚く散った。

男子が伝えてしまったらしい。

でも、まだそれなら知らないふりして話せる。

でも、堂々と蓮奈ちゃん私の前で本人に言うんだよ。

知らないふりの仕様がない。

もうありえなかったもん。

その時はね、もう蓮奈ちゃん恨んだよ。

蓮奈ちゃん、男子と仲いいからそんなこと口には、出さなかったけど・・・。

はは・・・。

女の裏って怖いなぁと自分で思ってしまった。