変則日程な今日は、いつもより早い下校だ。

ほぼ半日で、終わる。

終業式に返されるのは・・・、通知表。

三学期のものは、特に次の学年でも少し影響するらしく・・・。

頑張ったつもりだけど、テストではあんまりいい点数取れなかったからなぁ・・・。

そう思いながら、受け取った通知表。

中を見てみると、『国語:5』『数学:5』『理科:4』『社会:5』『英語:4』

5教科は、こんな感じだった。

「澪、やばっ」

澪ちゃんとは、随分仲良くなって今では、普通に呼び捨てができてます。

「5教科、オール5じゃん!!」

「声がでかい。やめてよ」

「ごめん、ごめん。でも、いい結果だから、良くない?」

「そういう問題では、ありません」

「そうですか。そりゃ、どうもすみませんでした」

「「ふふ、ははははは」」

「お前らは、なんなんだよ。2人して・・・」

ここでの、佑介君登場。

ちょっと今日、言うだけにまともに顔見れない・・・。

「なんでもないよ~」

すぐさま、澪を残して自分の席に帰ってきちゃいました。