三学期は、もうこの班でずっとやっていくみたい・・・。



そして、相手が男子だからこそ質問できることを蓮奈ちゃんが聞いた。

まさしく、私が聞きたくて仕方がないことを・・・。

「西条って、真莉亜ちゃんの返事返さないの?」

「さぁね。でもさ、いつまで経っても返事をしないってことは、振るつもりなんじゃないの」

「そうなの?そういうもんなのかな」

「だって、付き合おうと思った相手だったら、そんな一ヶ月以上返さないなんてこと、ありえないだろ!!」

「それもそうか・・・」

そうなんです。

あれからも、佑介君は真莉亜ちゃんの返事を返してないんです。

「美優は、告んないの?」

「え・・・。そんなの考えたことなかったなぁー」

「告っちゃえば?」

「蓮奈ちゃんは、可愛いからそういうことが言えるんだよ」

「はぁ?なにそれ・・・。つーか、そういうの関係ないじゃん!!大切なのは、気持ちでしょ!伝えるの?いや、伝えるべきだよ!!!!!」