だけど、本当に怖かったのよ・・・。

私が佑介君を好きなことを、快く思っていない人だっていたわけで・・・。

だって、クラスに佑介君のことを好きな人は、5~6人くらいは、いたんだよ。



本人に知られてしまっては気まずいわけで・・・。

でも、嘘だって言って否定してるけどね。

実際のところ、人の心は分からないからね~。

教室では、話さないことが多かった。

唯一話せるのが、委員会の時間くらいだった。

だから、私は委員会の時間が好きだった。

内容とかは、全然きいてないんだけどね(笑



だけど、あるとき私は聞いてしまった。

真莉亜ちゃんがまだ佑介君のことを好きだという事を・・・。

そして、私のことをよく思っていない事を・・・。

始めは、しょうがないと思った。

私がいけないんだから、よく思われなくたってしょうがないって。

だけど、それから真莉亜ちゃんからの陰口を聞くようになった。