~帰り~

げた箱で五十嵐が待ってると思う
でも、なんだか行けない

でも、そろそろ帰らなきゃ

げた箱で話し声が聞こえたんだ
その正体は五十嵐と塚原だ 

「お前らなにしてるの?」

五十嵐がすごくうれしそうな顔してる
今までにもない笑顔だ
かわいいかも

「準君!!やっぱりきてくれたんだねうれしい」

そこまでうれしいか?

「何が?」

本当はわかるけどね

「だって、メールしたじゃん一緒に帰ろうって」

ちょっと焦ってる顔が面白くてつい顔をそらしちゃた

「そうだったね、でもごめんね僕用事があるから」

そしたら

「そっかー・・・・」